ドラマ・ハゲタカ 完
リンク先は殆どWikipediaだけど、ネタバレするので観てない人は要注意です。ストーリー等、観る前には知らない方が幸せな情報が書かれていますから。
少し間が開いたが3~6話(最終)の視聴を終えた。録画してたから続きを観たいと思いつつも後回しにしていて。もちろん観始めたら一気に最後まで観てしまいましたが(w
徐々にエスカレートして行くストーリーにやや不安な感じを覚えた。それは良くある話なのだが、例えばマンガでも最初の方が面白いと途中からストーリー展開がありきたりとか面白くないなんて事が多いからだ。このハゲタカというドラマも出だしがインパクトがあり面白かったから、特にエンディングが拍子抜けなんて事はないだろうなと不安に思った訳だ。結果的にはラストまで面白い展開が続きドキドキしながら視聴を終えることが出来た。お金の話だけという荒廃したストーリーではないだろうかという不安。幸い期待を裏切られなかったので嬉しい感じだ。視聴を終えてつくづく良い作品だったと思う。
ストーリーが進行して行くに従って、鷲津に対する印象が少しずつ変わって行く事を実感する。しかしあまり先を意識をしないようにして視聴するようにした。腹が立つ部分は腹を立てれば良いのだ。あるがままに視聴した方がきっと楽しめる。この手のストーリーは必要以上に詮索せずに流れに任せたまま観た方が良いと思うのだ。途中から全く違ったキャラクター像が出来上がっている事に気づかされる。柴田恭兵が主人公役だと思っていたけど、一体主人公は誰なんだ?とか。このドラマは基本的に一話で話が終わる感じなので休み休み視聴しても大丈夫だ。ストーリーによっては数年の時間が流れていたりする。もちろん終盤は続きを観たくて仕方なくなるのだが(苦笑
いつもながら陰のある青年の役をする松田龍平が演じる西野治は気になる存在だ。もしかしたらコイツが主人公か?何を考えているか分からないポジションだけに、どういう展開に結びつくのかずっと気になっていた。最終話での絡みが中途半端だったので、もしかしたら原作(小説)の方ではもっと面白い動きを見せてくれるんかなと期待したりする。小説は苦手なのだが機会があったら原作を読んでみようかなと言う気になった。原作などの情報についてはオフィシャルサイトやWikipediaで調べると良いだろう。
![]() |
ハゲタカ〈上〉
著者:真山 仁 |
買収や立て直しに登場する企業は恐らく実在する企業がモデルになっているのだろう。実話を参考にしている様だから何となくリアリティがある。もちろんそのまま描いているハズは無く、色々な事例を組み合わせているだろうから、必要以上に先入観を持つ事はドラマのストーリー展開から受けるインパクトをしらけさせる恐れがあるので気を付けた方が良いだろう。ごく普通に観て楽しむのが一度目の視聴方法としては正しいと思う。繰り返し視聴する時は細かい部分をチェックすると拘って制作されている事に気づく。
![]() |
ハゲタカ〈下〉
著者:真山 仁 |
経済、金融を題材にしたドラマなだけに、難しい専門用語が出てきてしまいがちで食わず嫌いしてしまいそうだが、専門用語は必要最小限に止められていて一般の人でも楽しめる内容になっている。興味を持った言葉は後から調べれば知識が増えるというものだ。そしてなんか聞いた事あるストーリーだなと思ったりする事もあり、その裏事情が見えたりすると世の中見えない部分で色々な事が起こっていると言う見方が出来る事に気づく。現実社会でも色々な事がニュースになったりするが、その裏側には真実がありそれだからこそ色々な事が起こるのだ。表に出てくる事は事実とはかけ離れている事も多いのではないだろうか。そんな当たり前の事を改めて気づかせてくれる。もしかしたら世間を騒がすニュースも些細な事が発端となっているのかも知れない。経済とかそういうのは苦手だよという向きでもきっと楽しめる作品なので食わず嫌いせずに観て欲しい。
![]() |
バイアウト~ハゲタカ2~上 (講談社BIZ)
著者:真山 仁 |
ストーリー展開とは関係無いが、Nokia携帯ユーザーとしてちょっと嬉しい事があった。鷲津が使っている携帯はNokiaの6630(702NK)で、アランが使っている携帯はNokiaの6680(702NKII)だ。外資系企業の社員だから海外と日本の行き来が多いという事で、当然Nokia携帯を使うという小道具の配慮だろう。ドラマが制作された時にはN73(705NK)はまだ発売されて無かったんだろうな。各キャラクターが使っている小道具にも拘りが感じられちょっと感心させられてしまう。誰が使うとはここには書かないが、足を故障したキャラクターが使う杖(ロフストランドクラッチ)が妙に嬉しく思う。何故なら夏に足を骨折して杖を使って生活していたから、私は杖にはちょっと五月蠅いのだ(w
![]() |
バイアウト~ハゲタカ2~下 (講談社BIZ)
著者:真山 仁 |
視聴を終えて、改めて気づいたのだが、鷲津役の大森南朋という俳優は初めて観たと思うのだが、何となくどこかで観た事が有るような気がしないでもない。いずれにしてもこのドラマの配役でインテリな演技が妙にはまっていて、何だか気になる俳優さんだと思えてきた。こんな理詰めの金融屋が居たら面白いだろうと思う。(現実社会だと思い浮かべるのは、村○ファンドの代表とか、かなり個性強いキャラだし)
最後に追記
視聴が終わったら是非オフィシャルサイトを読む事をオススメする。特に経済キーワードなどは必読である。1~6話のタイトルに使われたマネー用語が解説と共に時代背景や現実ではどうだったのか等、簡潔に纏められているので、このドラマを面白いと感じた人ならそれとなく読めるだろう。そして読み終えたらなんだか経済の事が少し身近に思えてくる。キャスター三島由香の台詞に「経済だけは世界から注目されるから」という部分があった。確かに日本経済を無視して、日本でこの時代を生きていくことは勿体ない事なのかも知れない。
参考リンク(ネタバレ注意!!)
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ドラマ・ハゲタカ(2007.12.30)
- 映画:ハゲタカ(完成披露)(2009.05.11)
- さよならさざんか(2009.01.02)
- ブラッディ・マンディ(2008.11.30)
- 陽炎の辻2(2008.11.08)






コメント